- revokeって何?
- なぜrevokeが必要なの?
- revokeのやり方が知りたい!
MetaMask(メタマスク)の資産を守るためにはrevokeが大事、とよく聞きますよね。
でもrevokeとは何なのか、なぜ必要なのかをわかりやすく解説している情報は少ないです。
そこで今回は、
- revokeの意味
- なぜrevokeをしないと仮想通貨(暗号資産)やNFTが盗まれるのか
- revokeの具体的なやり方
を解説。
この記事で資産を盗まれないためのrevokeの知識はバッチリです。
- 2017年〜仮想通貨投資家
- NFT資産額は約700万円
- Defiで200万円ほど運用
- 資産運用とブログで生活
revokeとは仮想通貨・NFT引き出しの承認( = approve)取り消し
たとえばOpenSeaでNFTをリストする(売る)ときは以下の画面が表示されます。
これは、OpenSeaがMetaMaskにNFTを引き出す承認( = approve)を求めているのです。
上記のように、MetaMaskをサイトにつないで仮想通貨やNFTをやりとりするときは、対象の資産をapproveしています。
approveした仮想通貨やNFTは、許可したサイト側でいつでも引き出し可能。このapproveを取り消すのがrevokeです。
approveした仮想通貨・NFTが盗まれるのは2パターン
approveした仮想通貨・NFTが盗まれるのは、
- 詐欺サイトでapproveした
- approveしたサイトがハッキングされた
の2つの場合です。
1はわかりやすいですね。たとえば本物のOpenSeaそっくりの偽サイトでapproveをすれば、とうぜん仮想通貨・NFTを盗まれます。
OpenSeaのような信頼できるサイトでだけapproveをしていても、そのサイトがハッキングされたらどうなるでしょうか?
もちろんハッカーはapproveしっぱなしのウォレットから仮想通貨・NFTを根こそぎ奪うでしょう...
だからこそ、あるサイトでapproveをしたら、使わない間はなるべくrevokeしておくのが安全なのです。
Revoke.cashを使ったrevokeのやり方
revokeはRevoke.cashというサイトでカンタンにできます(数十円ほどガス代が必要)。やり方は以下のとおり。
Revoke.cashを開き、「Connect Wallet」を押してMetaMaskをつなぎます。
すると↓のようにapproveした仮想通貨が表示されます。
「No allowances」は引き出し許可なし、「Unlimited allowance」は無制限の許可という意味。revokeしたい通貨のRevokeボタンを押し、ガス代を払えばrevokeは完了です。
「NFTs」に切り替えればNFTのrevokeもできます。
あまり使わないサイトはこまめにrevokeしておきましょう。少額のガス代は資産を守るための投資です。
またrevoke以外で詐欺やハッキングから仮想通貨・NFTを守る方法は、以下の記事で解説しています。